ドローン大辞典
飛行計画|用語解説|ドローン大辞典
飛行計画
飛行計画とは、ドローンを安全に運航するために、飛行経路・日時・高度・操縦者・機体情報などを事前に設定し、国のシステムに通報する計画を指す。
国土交通省が運営するDIPS2.0(ドローン情報基盤システム)飛行計画の通報を行うことが航空法等に基づき義務づけられている。
飛行計画の目的
飛行履歴を記録・管理し、事故・トラブル発生時の原因特定を容易にする
計画に含まれる主な項目
飛行計画は、リスク評価文書であるCONOPS(Concept of Operations:運航計画)の基礎となり、主に「5W1H」の要素で構成される。
これらの情報をもとに、DIPS 2.0の機能により、飛行空域が他の運航と重ならないか、また禁止区域に該当しないかをシステムが自動確認する
通報と運用
飛行計画は、DIPS2.0上の「飛行計画通報機能」を利用して提出する。
通報した内容は、国土交通省・航空局・他の操縦者などと事前に共有される。
DIPS2.0では、飛行経路が重複した場合、相手方(他の運航者)の連絡先(メールアドレス)が表示され、当事者間で調整を行うことが促される。
飛行経路の作図に当たっては、DIPSの地図上において、線形、円形、多角形の中から飛行形態等に応じ、適切なものを選択可能である。
飛行が中止または変更となった場合は、速やかに修正・取消を行う義務がある。
運航との関係
飛行計画は、単なる申告ではなく、運航管理・安全設計の中心となる文書である。
飛行計画に基づいて、想定飛行空間・想定外飛行空間・立入管理区画などを設定し、
その内容が実際の飛行記録やリスク評価文書(CONOPS)と整合している必要がある。