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ドローン大辞典

通常時|用語解説|ドローン大辞典

概要

通常時とは、ドローンのシステムが全て正常に機能し、計画どおりに安全を維持しながら飛行が実行されている状態を指す。運航概念図(セマンティックモデル)における基本フェーズであり、安全性を確保するための標準運航手順と具体的な確認事項が定義されている。通常時の運航方法は、リスクの最小化と安定した飛行の継続に不可欠な基盤となる。


 通常運航時の位置づけ

通常時は、ドローンが意図したとおりに制御され、飛行が計画範囲内に収まっている状態である。この状態を維持できなくなった場合、飛行は異常事態へ移行し、異常対応手順の実施が必要となる。通常時の運航方法は、あらゆる飛行における安全対策の基礎となる。


飛行中の標準行動と禁止事項

飛行中の安全維持

  • 航行中の航空機を確認した場合、着陸など接近回避を行う。

  • 他のドローンが飛行している場合、安全間隔を確保し、必要に応じて着陸して調整する。

  • 第三者への危害を防ぐため、第三者の上空を飛行しない。

  • 低空飛行や急降下など、迷惑となる飛行を避ける。

  • 突風など安全な飛行が困難になった場合、ただちに飛行を中止する。

禁止される行為

  • アルコールや薬物の影響下では飛行させない。

  • 視程不良の雲や霧の中では、特別な事情がない限り飛行しない。

飛行後の記録


通常時の運航を支える技術的要素

通常時の安定した飛行を確保するためには、機体システムや操縦装置に関連する技術的要素が重要となる。

  • 自動航行システム:製造者情報、安全設計、不具合時のバックアップなどが運航方法に定められる。

  • 操縦系統:飛行制御コンピューターによる指令に対する応答や、手動・自律などの飛行モードの使用手順を含む。

  • コントロールステーション:高度・姿勢・位置の確認、アラート機能、電力供給などが通常時の運航方法に含まれる。

  • 衝突回避システム:障害物回避のための機能が通常時の運航を支える技術要素として扱われる。


関連用語:飛行計画/DIPS/特定飛行/経路作図/立入管理措置/技能証明/UASSP/UTMS/飛行日誌/飛行経歴