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ドローン大辞典

FIMS|用語解説|ドローン大辞典

概要

FIMS(Flight Information Management System/運航管理統合機能)は、ドローン運航管理システム(UTMS)を構成する中核機能であり、飛行計画・気象情報・3D地図情報を統合し、安全な空域利用を実現するための基盤となる仕組みです。複雑化する無人航空機の運航を一元的に可視化し、レベル4飛行が見据える高密度運航にも対応するために不可欠な存在です。


FIMSの役割

FIMSは、UTMS(UAS Traffic Management System)を構成する3要素のうちの一つであり、各コンポーネントから集約される情報を統合し、空域全体の運航状況を管理する機能を担います。
主な役割は次の2点に整理できます。

  • 飛行計画情報の統合
    運航管理機能(UASSP)から受け取ったドローン運航者の飛行計画や飛行状況を集約し、空域のどこでどのような運航が行われているかを一元管理します。

  • 環境情報の統合
    情報提供機能(SDSP等)から提供される三次元地図情報、気象情報を取り込み、運航環境そのものを俯瞰的に把握できるようにします。

これらの統合により、複数のドローンが同一空域を利用する場合でも、運航者・管理者が安全に判断できる基盤を提供します。


FIMSとUTMSの構成

UTMSは、以下の3つの機能で構成されています。

  • 運航管理統合機能(FIMS)

  • 運航管理機能(UASSP)

  • 情報提供機能(SDSP等)

FIMSはこの中心に位置し、情報と運航計画を統合・整理し、空域全体の安全性を判断する役割を担います。


FIMSの意義

ドローンの飛行が高度化・多頻度化するにつれ、空域の「見える化」と運航調整の仕組みは必須となります。
FIMSは、まさにドローン版「交通管制センター」としての機能を持ち、将来的にはドローン、有人機、空飛ぶクルマを含む低空域交通の一元管理を支える基盤になると想定されています。


関連用語:UTMS/UASSP/SDSP/飛行計画/運航管理/レベル4飛行/ドローン航路/空中リスク/FOS/DIPS2.0