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ドローン大辞典

識別番号|用語解説|ドローン大辞典

概要

識別番号とは、国土交通省が実施する無人航空機登録制度において、登録された各ドローンに付与される固有の番号である。
この番号は機体ごとに一意であり、ドローンの所有者情報や機体登録情報と紐づけられて管理される。
航空法第131条の3に基づき、登録を受けたすべてのドローンは識別番号を表示しなければならない。


目的と役割

識別番号の目的は、飛行中や事故発生時に機体を特定できるようにすることである。
これにより、所有者や運航者の把握、事故調査、違法飛行の抑止などが容易になる。
また、識別番号はDIPS2.0(ドローン情報基盤システム)に登録され、行政機関や関係機関が確認できるようになっている。


表示方法

登録完了後、DIPS2.0上で発行される識別番号は、機体の外部に容易に確認できる方法で表示する必要がある。
表示の形式は以下の基準に従う。

  • 機体外面の見やすい位置に貼付または印字

  • 英数字で明確に判読可能な大きさ(目安は3mm以上)

  • 消えにくい方法で表示(耐水・耐摩耗性があること)

外付け型リモートIDを使用する場合も、識別番号と発信情報が一致していることが求められる。


リモートIDとの関係

識別番号は、リモートIDによって発信される識別情報と連動している。
つまり、地上から受信されるリモートID信号をもとに、登録機体の識別番号を照合できる仕組みである。
この統合により、飛行中のドローンを遠隔で特定し、不審飛行や無登録機の排除が可能となっている。


実務での運用

識別番号は、登録証明書とともに運航管理の基礎情報として扱われる。
飛行計画の提出、事故報告、保険契約などでもこの番号が参照されるため、正確な管理が必要である。
登録内容(所有者変更・廃棄・譲渡など)に変更があった場合は、DIPS2.0上で識別番号を更新する手続きが求められる。


関連用語: 機体登録/リモートID/DIPS2.0/航空法/登録記号