ドローン大辞典
LandXML|用語解説|ドローン大辞典
概要
LandXMLとは、土木・測量分野において地形や設計に関する三次元データを、異なるソフトウェアや機器の間でやり取りするために用いられる共通データ形式である。i-ConstructionやUAV測量において、三次元データを実務で連携させるための標準的なファイルフォーマットとして位置付けられている。
LandXMLの主な用途
資料では、LandXML形式が主に二つの用途で利用されていることが示されている。
一つ目は、サーフェスモデルの保存である。ドローン写真測量やレーザ測量によって取得した点群データから、地表面のみを抽出したグラウンドデータを構造化し、TINとして表現したサーフェスモデルを保存・出力する際に、LandXML形式が一般的に用いられる。
二つ目は、三次元設計データの交換である。三次元CADで作成した基本設計データを、ICT建設機械、測量端末、帳票作成ソフトなどへ受け渡す際の共通フォーマットとして利用される。これにより、設計から施工、検査までの工程で同一の三次元情報を共有することが可能となる。
LandXMLが使用される理由
LandXMLが広く用いられる理由として、互換性の確保が挙げられる。点群処理ソフト、三次元CAD、施工管理ソフト、帳票作成ソフトなど、メーカーや用途の異なるソフトウェア間でも、同一の三次元データを扱えるようにするための共通形式として機能する。
また、LandXMLは単なる座標の集合ではなく、TINによる面情報や、道路の線形などの構造化された三次元情報を保持できる。この特性により、施工制御や出来形管理といった、三次元情報を前提とする業務に適している。
三次元データ連携における位置づけ
LandXMLは、建設現場における三次元設計データと現況地形データを、機器やソフトウェアが正しく理解し、相互に利用するための共通言語として機能するファイル形式である。i-ConstructionやUAV測量において、三次元データを一貫して活用するための基盤となる形式として重要な役割を担っている。
関連用語:TIN/サーフェスモデル/三次元設計データ/測量/i-Construction